絶望に利く薬
今週のヤンサンでちょっと気になった台詞。
「僕は希望を〜という漫画を描いているんですが、信じられる物が無いんですよ」
作者の台詞だ。
何を言っているのだろう、と思った。
信じられる物が無ければ「自分を信じればいい」
自分を信じているから、漫画を描いて生業としているのではなかったのか?
このシリーズ初期は結構楽しんで読んでいたけれど、インタビューする人物が
だんだん、自分のいつも信条としていることとダブってきたのでいつしか読まなくなった。
しかし、何がそんなに信じられないんだろう。
いや、何で信じなきゃいけない?信じなければいいじゃないか。
ま、「信」の心をなくしたら人間社会じゃ生きていけないけどねぇ。
身の回りを取り巻く物、衣、食、住。全てに信頼を置かなきゃ生活さえ、できないじゃないですか。
「信じられる物が無い」なんて世間知らずの甘ったれた発言だと思う。