針小棒大

納豆にがんリスク…1日2パックで“危険”
http://www.zakzak.co.jp/top/2005_11/t2005110418.html



やれやれ、またか。といえる記事です。
いわゆる〜〜を食べると〜〜になる。とか〜〜は危険だとか、たま〜に出ますね。

まぁ大概は数字のマジックで不安をあおったり健康欲を刺激したりする
マーケティングの一種なんですが。

だいたい、この記事みたいに「毎日」欠かさず、2パック以上の納豆を食べる人が
どれだけいるのかと。

この例に拠らず、どんな食べ物でも度が過ぎれば身体に悪いことぐらい、わかりそうなものですがね。

この手のデータは数字の羅列だけで比較検証を全然していなかったりするんですよね。
または、故意に隠したり。

よくあるラットを利用した投与実験もこの手のトリックのだしに使われます。
ラットに与えた分量の体重比を全く考慮せず、もしくはあえて検証せず、
そのまま人体での摂取結果に比類したりして、害悪性を強調するのです。



この手の暴論は「道路を歩けば事故にあうから歩くのをやめなさい」と
言っているのと同じです。

ばかばかしいですね。


本当に、情報というのはよくよく自分で考えて判断しましょう。