エウレカセブン

一話視聴。

なかなかいい。
じっくりと物語を紡ぎ出していく作風に好感が持てる。
物語ってのはこうじゃないとね。
最近のロボットアニメはどこか勘違いをしているところがありますからねぇ。
主人公の少年の14歳という年齢のとまどいを独白によって語らせて
物語に引き込んでいく。
冒頭の戦闘シーンで世界の一端を見せたあと日常を描き、ギャップによって
平凡な主人公のこれまでの生活を覗かせる。
14歳というのは思春期と第二次性徴がはじまって、自分と世界に不安を覚え始める頃だ。
そして少女との出会いが少年を大人へと成長させる旅へと誘う。
複雑そうな主人公の家族とそれを取り巻く周りの目。
そんな中で少年は出口を求めてあがいていた。
けれど具体的にどんな行動をすればいいのかわからない。
この年頃では当たり前。そんな葛藤が、みていて気持ちいい。
そして、ついに少年は行動を起こす。今まで出来なかったことに挑戦をすることから。
・・・ここで「続く」だもんなぁ。ハマりそう。