過剰反応?

どうも自民党が圧勝してからのマスコミや自称有識者、コラムニスト、ジャーナリストの
一部に異常なまでに反発をしている人達が見られます。

二言目には一党独裁だ、ファシズムだ、文化大革命のようだなどと、言い出す。

特定アジアのように思想や教育を統一してきたのならともかく、現状の日本が
近い将来に同じようになるとは思えない必ず反発があるはず。

彼らは大きな勢力が力を持つのに異常なほど恐怖を抱いているようだ。

また、この自民大勝を国民が大勢に流された結果で、非常に危険とも言う。

なぜ、こうまで自民大勝に脅えるのだろうか?と考えてみた。

この手の警鐘を謳っている人たちはおそらく学生運動の時代を直接体験したか目撃して
きた人なのだろうと思う。

国家権力が強権を振るう様を目の当たりにしてきたわけだ。
加えて、学生運動の頃は政治に無関心な人間は軽蔑されたとも聞く。
そういった、「雰囲気に流された」感が当人たちにあったのだろう。

だから、一気に社会の流れがある方向に偏るのに不安感を憶えるのだと思う。

その「流れ」を不安に思うのは自分に確固とした「個」が無い証拠だと言うことに
気が付くべきだ。

「個」が無いから流される、飲み込まれる。その恐怖に脅える。

そして周囲の人間にその不安を声高に叫ぶのだ。

だが、今の30台前半以下の人たちは、その後の所謂「個性重視」教育を受けて、
非常に「わがまま」に育っている。
もちろん、周りに流されるタイプの人もいるのだけれど、世の中そんな人ばかりじゃぁ無い。

ましてや、現在はインターネットを通じて情報だけは多岐に渡って入手できる。
以前は届かなかった一個人の情報が、検証・考察・反論・証明され、信頼度も
ある程度増している。

物事の真偽を見分けやすい社会になって来ている。
ある意味多民族国家の日本人をいまどきの自称知識人などはあまりなめない方がいいと思いますがね。


もちろん、裏の裏があることも含めてね。